米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地の隊員が4月19日、基地教会主催の地域社会活動の一環として、岩国市にある常照保育園を訪問した。
学校や保育園を訪問することで、隊員は子供達に英語の話し方や数え方を教える機会ができ、それは日米の友好関係を築くことにつながる。
「園児達と遊んだり、新しいことを教えることで、子供達にいい意味で影響を与えられると思います。」と話すのは岩国基地、司令部司令中隊、港湾運行管理者のソルメイラ・ザルコ海軍上等兵。「いつもとは違うやり方で、地元地域と交流する素晴らしい機会でした。」
常照保育園のハラダ・アヤコ先生は、「隊員の皆さんが訪問してくれることで、子供達は幼いときにアメリカ人と人間関係を作る機会をもてます。このような経験は生涯を通じて残るものです。」と話す。
「このような機会は子供達にとってめったにあるものではありません。」とハラダ先生。「子供達はアメリカ人との交流を喜んでいますし、私も隊員の皆さんが保育園に来てくれて嬉しく思います。この関係は重要だと思っていますので、また来て欲しいです。」
ザルコ海軍上等兵は「園児のために隊員がした良い行いは、将来の日米関係に良い影響を与えると思う。」と話す。
「日本の学校や保育園を訪問することで、隊員に対する日本人の皆さんの印象を良くすることができます。それが将来、日本における米軍のプレゼンスに影響を及ぼすでしょう。」とザルコ海軍上等兵。「私達が日本の学校を訪問して、日本人が持つ信頼に報いることは、日本との絆を更に強固にしてくれます。子供達の多くは、将来、政治的なリーダーになる可能性があります。子供のときに抱いた私達に対するよい印象をずっと持っていてくれると、日米関係はより強固なものになるでしょう。」
基地教会主催の地域社会活動については、基地教会へ問い合わせのこと。