米海兵隊岩国航空基地 -- 基地教会主催の地域社会活動の一環として、1月28日、32名の岩国基地隊員が岩国えきまえ保育園を訪問した。
この訪問で隊員は日本の子供たちと交流し、日本とアメリカの友好関係を発展させることができた。
「今日保育園を訪問したのは、園児の皆さんに英語を教えて、地元の日本人の皆さんと交流するためです。」と話すのは、岩国基地教会、管理専門職のヤマダ・ノリコさん。
ヤマダさんによると「保育園の訪問に必要なのは、兵舎の玄関を出て友達に会いに行くだけ。」だという。とてつもないエネルギーに溢れた子供たちは日本語と英語で叫びながら、体育館の中を笑いながら走り回っていた。基地の友達が遊びに来てくれたことを喜んだ子供たちの目は、月と同じくらい大きくまんまるになっていた。
過去10年間で、基地内の隊員は岩国市内にある11箇所の幼稚園や保育園を訪問している。
「幼稚園も保育園も米軍の訪問に感謝してくれました。」とヤマダさん。「今日、私たちが訪問したことを子供たちに覚えていてほしいです。彼らが大きくなっても、ずっと覚えていてくれたらと思います。」
えきまえ保育園のミヨシ・ヤスエ先生は、「基地隊員の皆さんが保育園に来てくれることは、園児たちにも大きな影響があります。」と話す。ミヨシ先生は毎年、園児が基地隊員と遊びたいと思っている気持ちに気づいていると話す。
「子供たちは隊員の皆さんと一緒に遊ぶことを楽しみにしていたので、この日をずっとわくわくしながら待っていました。」とミヨシ先生。「保育園は4月から始まります。年度の初めに隊員の皆さんが来てくれたときは子供たちは人見知りをするんですが、今ではもう慣れたもので、先を争って隊員の皆さんに飛びついていきます。」
海兵第171師団支援中隊(MWSS-171)、フードサービス・スペシャリストのクレメンツ・ヒメネス兵長は、保育園を訪問して、基地外の新鮮な空気を感じ、ボランティアを楽しむことができたと話した。
「岩国の子供たちに英語を教えたり、一緒に遊んで、楽しい時間を過ごせました。」とヒメネス兵長。「自分が参加できるボランティアにはできるだけ参加して、子供たちに英語を教えたいと思います。私たちの訪問を子供たちが喜んでくれて、私たちも嬉しかったので、楽しく過ごすことができました。」
この他にも、基地教会では隊員が基地外で参加できる色々なボランティアの機会を提供しており、ゲートのすぐ外にいる隣人の日本人との絆を作り続けている。
写真1:1月28日、岩国市のえきまえ保育園の園児と一緒に巨大な浮き輪で遊ぶ、岩国基地の隊員。この日、岩国基地の隊員は基地教会主催の地域社会活動で保育園を訪問した。
写真2:1月28日、写真撮影のためにポーズをとる、えきまえ保育園の園児。この日、32名の基地隊員が保育園を訪問し、子供たちに基礎的な英語を教えた。
写真3:1月28日、岩国市のえきまえ保育園で、園児と一緒に大きなビーチボールを膨らませる岩国基地の隊員。この日、岩国基地の隊員は基地教会主催の地域社会活動で保育園を訪問した。
写真4:1月28日、岩国市のえきまえ保育園で、園児に英語のアルファベットを教える岩国基地の隊員。この日、岩国基地の隊員は基地教会主催の地域社会活動で保育園を訪問した。