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米海兵隊岩国航空基地

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Volunteers from Marine Corps Air Station Iwakuni, Japan, play basketball with children from a Yamaguchi city children’s home during a Single Marine Program trip, Oct. 19, 2013. SMP trip participants spent the afternoon playing several sports and finding other ways to communicate with the children.

Photo by Cpl. Benjamin Pryer

シングル・マリン・プログラムが児童養護施設を訪問

19 Oct 2013 | ベンジャミン・プライヤー伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

恵まれない人を助けたいという思い、地域社会に恩返しをしたいという気持ち、そして他人の人生を良くしてあげたいという願い。児童養護施設を訪れてボランティアをしたいと考える人たちにとって、これらは理由の一部に過ぎない。

岩国基地のボランティアには、アメリカ本土の隊員にはない、外国での大使として強い絆を深めたいという特別な理由がある。

「(日本にいる)海兵隊員は、アメリカと異なる文化を持つ日本人と出会う機会があります。当然、日本には日本の文化がありますが、色々な意味で日本人もアメリカ人も同じなのです。」と話すのは、第36戦闘補給部(CLC-36)、搭載担当官のダイアナ・ガンズホーン兵長。「日本人もアメリカ人も感情は同じです。だから、アメリカ人が子供のときに笑顔になったことは、同じように日本の子供たちも笑顔にできるのです。このような気持ちを持つこと、人々と絆を深めること、それが大切なのです。」

ガンズホーン兵長は岩国に来て初めて、このような児童養護施設を訪問したと話す。

「岩国には6月に来たばかりで、シングル・マリン・プログラム(SMP)に参加するのも今回が初めてです。」とガンズホーン兵長。「素晴らしいと思います。海兵隊員の視点で言うと、基地外でこのようなイベントに参加して、子供たちと交流することは重要なことです。交流の多くは感情を分かち合うことだと思います。言葉を使う必要はありません。」

岩国基地へ帰る車の中で、ガンズホーン兵長は自分の気持ちを次のように話した。

「バスに乗っているときに考えていました。」とガンズホーン兵長。「この女の子はミユちゃんという名前で、大きくなってからも私のことを覚えていてくれるかなと考えていました。覚えていてほしいと本当に思います。私たちが心から支援しようとしたことを覚えていてほしいです。今日の訪問が、特に海兵隊員に対する好印象を残していてほしいと思います。海兵隊員は戦争で戦うだけの人間ではなく、良い面も持っていて、子供たちのことを兄弟姉妹のように気に掛けているのです。」

隊員のほとんどは日本語を話さないため、各隊員がこのような訪問を自分自身で調整するのは難しいだろう。だが幸運にも、SMPは海兵隊員にこのようなボランティアの機会を多く提供している。

「ボランティアをすることはお互いにメリットがあります。海兵隊員は地域社会に関わることができ、地域社会には変化をもたらすことができるのです。」と話すのは、SMPマリンラウンジのマネージャ、オアナ・イヴァンノフさん。「それがボランティアの意味です。それが自分にとって何の意味があるかではなく、自分がどうやってお返しをするかなのです。」

岩国基地の部隊の中には、定期的に交流している特定の施設があるが、イヴァンノフさんはこれまで岩国基地住人が訪問したことのない施設に行きたいと話した。

「岩国基地内の職場や部隊の多くが、岩国市内の様々な養護施設や学校を訪問しています。隊員はプレゼントを持っていきますが、私の知る限りでは、訪問する施設はいつも同じです。」とイヴァンノフさん。「影響があるのは私たちアメリカ人ではなく、子供達です。基地隊員の多くは派遣されたり、複数の養護施設を訪問できますが、子供たちにとってはこれがはじめての体験なのです。」

イヴァンノフさんは最近も、岩国基地から車で数時間のところにある山口市内の児童施設に隊員を連れて行った。イヴァンノフさんはまた、基地隊員がボランティアをする機会は今後もあると話し、この施設も12月にまた訪問する予定だと話した。

イヴァンノフさんは、11月に予定している防府市の施設訪問を楽しみにしているという。この防府市の施設を基地住人が訪問するのは初めて。
(写真と記事:ベンジャミン・プライヤー伍長)


写真1:2013年10月19日、岩国基地SMP主催で訪問した山口市内の児童養護施設で、山口市の児童施設の子供たちとバスケットボールをする、岩国基地の隊員。この訪問に参加した隊員は、この日の午後、子供たちと一緒に色々なスポーツなどをして交流した。

写真2:2013年10月19日、岩国基地SMP主催で訪問した山口市内の児童養護施設で、一輪車に乗る子供の補助をするVMA-214の航空技術者、カルロス・サントス兵長(左)とCLC-36のS-2/S-6事務員ミッチェル・ジェームソン兵長(右)。SMPでは年間を通じて、隊員が地域社会にボランティアができる機会を提供している。

写真3:2013年10月19日、岩国基地SMP主催で訪問した山口市内の児童養護施設で、施設の子供たちと一緒に本を読む、第36戦闘補給部(CLC-36)、搭載担当官のダイアナ・ガンズホーン兵長。

写真4:2013年10月19日、岩国基地SMP主催で訪問した山口市内の児童養護施設で、施設の子供がバスケットボールを投げるのを補助する、MALS-12、航空機電波妨害装置(ECM)技術者のエマニュエル・トレス兵長。SMPマリンラウンジのマネージャ、オアナ・イヴァンノフさんは、2013年12月にもこの施設を訪問する予定だと話した。

写真5:2013年10月19日、山口市内の児童養護施設を訪問した岩国基地の隊員たちが、施設の子供たちから歓迎を受けている。ボランティアの隊員たちは、SMPで集めたおもちゃを子供たちにプレゼントした。

写真6:2013年10月19日、岩国基地SMP主催で訪問した山口市内の児童養護施設で、施設の子供と鬼ごっこをして遊ぶ、VMAQ-2、通信航行レーダー技術者のスカイラー・カービー伍長。SMPマリンラウンジのマネージャ、オアナ・イヴァンノフさんは、これまでに岩国基地住人が訪問していない施設を訪問したいと話した。


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