米海兵隊岩国航空基地 -- 日米軍事演習アクティブ・シールド実施中の10月28日、海軍病院岩国クリニックの海軍隊員が演習に参加している岩国基地隊員に対して、72時間以内の集団予防接種を実施した。
予防接種の最初の48時間以内に、岩国基地所属の現役米軍隊員の90パーセントがインフルエンザワクチンを接種した。
岩国基地、公衆衛生緊急事態担当官のマリア・モンカヨ米海軍大尉は緊急オペレーションセンターと調整し、新型コロナウイルス予防のための安全手順を踏まえたうえで、米軍隊員にインフルエンザワクチン接種を行った。
モンカヨ米海軍大尉によると、アクティブ・シールド実施中、特にインフルエンザワクチン予防接種の間は、安全手順は変更されなかったという。
「マスク着用の際は鼻の上から顎下まで覆うよう、指導しています。また、予防接種を受ける各テーブルはソーシャルディスタンスを確保して設置しています。」とモンカヨ海軍大尉。「できるだけ広い空間を提供できるように努力しました。」
「今年は新型コロナウイルス感染の危険があるため、インフルエンザワクチンを参加者に接種させることが非常に重要でした。」とモンカヨ海軍大尉。「もし、誰かがインフルエンザと新型コロナウイルスの両方に同時にかかった場合、非常に危険です。ですから、それを防ぐためにできることはすべてやっています。」
アクティブ・シールドは岩国基地と地域内の財産を保護、防衛するため、米軍と自衛隊が連携して毎年実施している二国間演習で、日米同盟の下、軍としての運用を維持するために行われている。