米海兵隊岩国航空基地 -- 愛宕スポーツコンプレックスで11月23日、日米交流ミニ運動会が開催され、岩国基地と岩国市の子供たちが保護者と一緒に参加した。
このミニ運動会は、基地の子供たちと岩国市内の学校に通う子供たちが混合チームになり、チームワークを育成する種目で構成されていた。子供たちとその保護者はこの運動会に一緒に参加して体を動かし、チームワークや責任感を養いながら、楽しい時間を過ごせた。
「出かけて楽しい時間を過ごしているとき、特に子供たちと一緒の時はいつも、私たちの命にエネルギーが注がれるような感じです。私たちの多く、特に大人は職場や家で日々、忙しくしていますから。」と話すのは、司令部司令中隊司令官のジェイソン・カウフマン中佐。「少しでも楽しい時間があれば、自分を充電することができます。隣人である岩国の皆さんと一緒にそれができることは素晴らしいことだと思います。」
運動会の競技種目は、子供たちの緊張をほぐすために用意されたウォーミングアップのゲーム、玉入れ、デカパン競争、大玉転がし、綱引き。デカパン競争は子供たちだけが参加する競技で、それ以外は保護者も一緒に参加した。参加者は最初に4つの混合チームに分けられ、それぞれのチーム名はブルースカイ(青組)、ドラゴンボール(赤組)、グリーンサムライ(緑組)、ホワイトタイガー(白組)。4チームはそれぞれ団結して競い合い、最終的にグリーンサムライが優勝した。各チームは言葉や文化の壁を乗り越え、目標に向かって団結した。参加者は競技を通じて、異文化の価値観を体験した。
基地診療クリニックの歯内治療医、ロドニー・スコット大尉は、「異文化の人々との交流の仕方を知っていたり、異文化に対して感謝の気持ちを持つことはとても大事だと思います。それは自分の視野を広げることにもつながりますし、成長した時にバランスの取れた人間になることができます。」