米海兵隊岩国航空基地 -- 第12海兵飛行大隊(MAG-12)の海兵隊員が3月2日、愛宕スポーツコンプレックス内のゴーゴーフィールドで開催されたスカイランタンイベントにボランティアとして参加した。
これは非営利団体ブルー・アート・プロジェクトが主催したもので、発達障害啓発イベントとして行われた。
ボランティアで参加した隊員たちはカラーコーンの設置やランタンの組み立て、パフォーマーが使う小道具や材料などの運搬、イベント終了後の清掃を行った。
岩国基地からはボランティアだけでなく、多くの家族連れや隊員が地元の日本人と一緒に参加していた。
「私たちは日本人と同じ言葉を話しているわけではありません。ですが、私たちアメリカ人と交流したり、出会うことを喜んでくれている印象を受けました。」と話すのは第171海兵航空師団支援中隊(MWSS-171)の情報調査員、シェリダン・ルイス三等軍曹。「言葉の壁はありますが、友情は国際的な言語です。」
イベントの参加者が願い事を紙に書くと、隊員ボランティアや他のボランティアがその紙をランタンに張り付けた。日が沈むと、照明が消され、ひもをつけたランタンがゴーゴーフィールドの夜空へと舞い上がった。
ブルー・アート・プロジェクトのイベントプランナー、カワグチ・エミさんは「隊員の皆さんのおかげでイベントの進行がとてもスムーズに運びました。隊員の皆さんが参加してくれて、私自身も楽しかったです」と話した。