米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市の愛宕スポーツコンプレックスで4月28日、日米親善ファストピッチソフトボール大会が開催され、岩国基地隊員と住人、地元の日本人が参加した。
このトーナメント大会は、日本でもアメリカでも親しまれているスポーツを通じ、基地の隊員や住人が日本人と絆を深めようと、マリンコーコミュニティサービス(MCCS)、基地内スポーツ課が主催した。
「ソフトボールはみんなが好きなスポーツです。」と話すのは、MCCS、基地内スポーツ課、コーディネーターのジェイソン・ナイトさん。「基地内にも基地外にも、そして日本中にたくさんの選手がいます。このトーナメント大会では、そのような選手たちに集まって試合をし、楽しんでもらい、本物の親善試合を体験してもらうことができます。」
ナイトさんは、「日本人も含めて、基地内スポーツ課主催のイベントを拡大していくつもりです」とも話した。
愛宕ヒルズに完成したばかりのスポーツコンプレックスは、アメリカ人と日本人が共用使用できるよう作られた友好施設であり、このソフトボール大会のようなイベントは、その目的の典型的な例である。
基地内スポーツ課は隊員の士気を高め、部隊の仲間意識を高めることができる一方で、隊員が地元の日本人と出会い、日本文化を理解することに役立っている。
「私たちは基地内にいますので、地元の日本人と交流する機会はあまり多くありません。」と話すのは、第121海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-121)、固定翼機、機体整備士のブラッドリー・ペレス伍長。「私たちが基地の外に出かけるときはいつでも言葉の壁があり、簡単にはコミュニケーションが取れません。(ソフトボールは)アメリカのスポーツでもあり、日本のスポーツでもあります。私たちがここで一緒に試合をするときはいつも、同じ言葉を話しているのです。」
トーナメントはアメリカ人チームの「ファイヤー」が優勝して終了。このチームは岩国基地の航空救難消防隊の隊員と基地消防隊の隊員で構成されるチーム。