米海兵隊岩国航空基地 -- キズナスタジアムのソフトボール場に二つの旗がはためく。一つは「勇者の故郷」の旗、もう一つは「日出づる国」の旗。
ピッチャーが投球するごとに、砂埃が舞う。岩国市で親善ソフトボール試合が行われた11月5日、岩国基地、航空管制塔の海兵隊員チームの「ターミナル・ラフネックス」と日本人従業員チーム「レッドネックス」、岩国市民の野球チーム「サンランド 」が対戦した。
これは新しく完成したキズナスタジアムのソフトボール場で初めて行われた試合。対戦3チームは、親善ソフトボール試合を通じて友好関係を築いた。
「地元の野球チームとソフトボールをするために、職場の日本人と一緒にキズナスタジアムに来ました。」と話すのは、岩国基地、司令部司令中隊、航空ターミナル勤務のマシュー・イングランド一等兵。「試合以外にも、バーベキューで対戦相手の皆さんと友好を深めました。」
イングランド一等兵は、「この日一番楽しかったのは、日本人とアメリカ人の間で友好関係を築けたことだ。」と話した。
「職場では任務遂行のために真剣に働きます。」とイングランド一等兵。「でも、職場をいったん離れれば、リラックスしてストレスを解消させます。」
試合は日本人対海兵隊員で何回か対戦し、お互いに勝ったり負けたりした。だが、どの試合もスポーツマン精神があふれており、この親善試合で日米の団結はより強いものになった。
「信頼関係と絆を築くことができました。」と話すのは、航空輸送部下士官、ブランドン・ウィン三等軍曹。「今日の親善試合は、今後も日米の信頼関係をより強くするために役立つでしょう。」
ウィン三等軍曹は「言葉の壁があっても友好関係が築ける、このような日米交流イベントを推奨します。」と話す。「今日参加した人たちはみんな楽しんでいました。このような交流からは生まれるのは、いいことしかありません。」