米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地住人が7月25日、サントピア大竹で行われた日本料理教室に参加した。この料理教室は岩国基地の文化交流プログラムのひとつとして実施された。
日本料理を学ぶという冒険に挑む基地住人を指導してくれたのは、岩国市食生活改善推進協議会のメンバーのタムラ・サチコさん。タムラさんはこの日、巻き寿司、てんぷら、プリンの下ごしらえと作り方を教えてくれた。
料理教室の参加者は一緒に料理をし、家でも同じものが作れるようになるために作り方を学びたいという共通の目的があった。
「この料理教室のようなイベントは、地域社会活動の支援につながります。なぜなら、今日、大竹まで出かけてきて、日本人がどのような生活を送り、どんな風に料理をし、どうやって食べるのかを実際に見ることができるからです。」と話すのは、この日基地から参加した、エリザベス・スコットさん。「日本人と交流し、新しいことを学ぶことができました。今日、一番楽しかったのは、いろんな野菜にてんぷら衣をつける方法を学んだことです。粉と水だけでなく、裏ワザでマヨネーズを使っていました。」
料理教室では日本人との関係を築くだけでなく、基地住人同士のつながりも強くしてくれる。
「文化交流プログラムに参加すると、いろいろな人々に出会うことができます。」とスコットさん。「今なら、もしこの中の誰かと外で出会っても、彼らと一緒に何かをしたという経験があるので、お互いに恐れることはありません。」
料理が終わるころには、参加者たちは料理と、一緒に参加した周りの人との仲間意識を楽しむことができるようになった。
タムラさんは、「料理教室に参加してくれた皆さんとつながりができることが楽しく、皆さんにもっと参加してほしいです。」と話した。また、「参加者の皆さんが協力してくれることが一番楽しいと感じています。」と付け加えた。