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米海兵隊岩国航空基地

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U.S. Marines with the Special Reaction Team (SRT) for Marine Corps Air Station Iwakuni (MCAS), display room-clearing techniques using a military working dog to members of the Hiroshima and Yamaguchi Prefectural Police Headquarters at MCAS Iwakuni, Japan, March 28, 2017. Members with the Hiroshima and Yamaguchi Prefectural Police Headquarters traveled to the air station to observe SRT conduct high-risk training scenarios. The training ranged from room-clearing, breaching, communication and non-lethal take-down techniques. (U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Joseph Abrego)

Photo by Lance Cpl. Joseph Abrego

日本の警察に能力を実演する海兵隊員

28 Mar 2017 | ジョセフ・アブレゴ兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

3月28日、広島県警本部と山口県警本部の警察官が見学する中、岩国基地特別対応(SRT)チームがハイリスク(危険性の高い)訓練を実施した。

広島、山口の両県警本部と協力することで、海兵隊と日本の警察は、世間が注目している容疑者の拘束、自殺しようとしている人の説得、人質事件など、作戦をより良く理解することができた。

実践訓練開始前に憲兵隊員による作戦の概況説明が行われ、各状況における詳細の段階的な説明や、SRTチームが使用する武器、装備が紹介された。

「今日、この訓練を見学したことは大変役に立ちました。」と話すのは、広島県警、犯罪捜査部のウエシン・コウイチ捜査一課長。「概況説明は非常に勉強になりましたし、実際の訓練では我々の訓練との違いも学べました。装備もまったく違いましたので、帰って研究したいと思います。」

室内に異常がないことを確認する作業、室内への突撃、隊員同士のコミュニケーション、容疑者を生存したまま確保する技術など、海兵隊員は最小のリスクで各状況を適切に判断する方法を示した。

「我々と同じ仕事をしている広島、山口両県警の皆さんに、基地の特別対応チームが基地内で行っている訓練を理解してもらうことは重要です。」と話すのは、SRT メンバーのライアン・アシェ兵長。

アシェ兵長は、「ホスト国の皆さんと一緒に訓練する機会は、どんな訓練でも、お互いにどんな事を提供できるかを知る機会になります。」と話す。アシェ兵長はまた、「お互いから学べる事が多くありましたし、参加した隊員たちは自分たちの能力に自信を持つことができました。」とも話した。

「(広島、山口両県警は、)海兵隊のやり方が違う事を知り、異なる訓練スタイルにも順応できたと思います。」とアシェ兵長。「突入時にライフルや非致死性テーザー銃などを使うスタイルは、拳銃を使用するスタイルとは反対のものです。」

すべてのシナリオを分析し、綿密な指示を与えることで、日本の警察は、特定の作戦が個々の場合に応じて使用される理由を理解し、評価できた。

「我々が体験したことのないものがたくさんありました。」とウエシンさん。「この訓練は、経験から得られるこれまでとは異なる視点を与えてくれました。また同時に我々のチームワークを強くしてくれました。」

ウエシン課長は、「訓練を私たちと一緒にするために、多大な時間を費やしてくださった憲兵隊に心からの感謝します。これからも日米関係を継続して支援していきたい。」と話した。

日本人と基地とが実施してきた共同訓練は重要な節目の出来事であり、海兵隊員はそこを目指して努力してきた。日米同盟を支援する共同訓練を継続して実施することは、友好関係とプロ意識を養ってきた。

アシェ兵長は、「訓練環境は素晴らしく、また、訓練全体を通じての安全性は最高レベルでした。」と話す。アシェ兵長は、訓練を実際に見学してもらうことで、日本の警察に海兵隊の技術がどれほど効果的かを示すことができたと感じていたという。

「この訓練で最も重要なことは、広い心を持ち続けるということです。」とアシェ兵長。「互いに学びあわなければならない人々や組織に自分たちから働きかけ、知識を増やせるよう日々、努力するべきです。」


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