米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地、スリフト・ストアで11月22日、第3回トイ・ドライブ・アンド・モーターサイクル・ラリーが実施され、ライダー達が基地にクリスマス気分を運んできた。
日本人のバイククラブや基地内のライダー達、それ以外の基地住人がイベントに参加し、日本の児童養護施設のためにおもちゃを寄付した。また、バイクの装飾コンテストやこの日、誰が一番遠くから来たかを競った。日本人と基地内のライダーがこのイベントに一緒に参加したのは今年が初めて。
このイベントを企画したスリフト・ストアのマネージャ、ミンディ・ヒルヤーさんは、「トイ・ドライブとモーターバイク・ラリーは子供のためにするだけではなく、地元地域との良好な関係を築くためのものでもあります。」と話した。
「クリスマスの朝、どんな子供も笑顔になり興奮を抑えきれません。このイベントで集まったおもちゃを養護施設の子供達に渡したとき、同じような反応を彼らがしてくれるのです。」とヒルヤーさん。「子供達には新しい友達や隊員との絆ができますが、この絆は子供達の心の中に長く生き続けるでしょう。」とヒルヤーさん。
クリスマスの飾りを付けたバイクが轟音と一緒に基地内に入ってくると、基地住人と日本人参加者はスリフト・ストアに集まり、用意された箱に寄付のおもちゃを入れたが、大きな箱はすぐに満杯になった。
「子供達のために来ました。」と話すのは参加者の一人、ロベルト・トレスさん。「人の役に立つことに参加できることを誇りに思います。今、日本にいる恵まれない子供達に希望や光を与えることは、将来、ホスト国との素晴らしい関係を強化するのに役立つと感じています。」
クリスマス仕様のバイクやスポーツカーを見て感嘆する参加者たちの間には、クリスマス精神が溢れていった。
「自分には子供はいませんが、恵まれない子供達を幸せにできる何かをしたいと思っています。」と話すのは、エンデンジャード・スペイシーズ・モーターサイクル・クラブのメンバー、クリス・ショウジさん。
「自分のバイクがみんなから注目されるのも嬉しいのですが、日本の子供達を育てていくことも重要です。彼らこそが日本の将来なのですから。」とクリスさん。「養護施設の子供達は感じた喜びや、アメリカ人の親切心を覚えていてくれるでしょう。」
このイベントの調整役であるロバート・カールソンさんの先導で、ライダーたちはエンジンをふかし、長い行列を作ってこの日の最後のイベント、サンダー・ライドを始めた。