米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地航空消防隊(ARFF)と司令部司令中隊が12月13日、児童養護施設「津田子供の家」を岩国基地内のクリスマスパーティーに招待した。
ARFFと津田子供の家はこれまでも、継続して交流してきたが、このクリスマスパーティはその一つ。
「海兵隊員と津田の子供たちへ善意とおもてなしの気持ちを伝えるために、私たちはこのイベントを毎年行っています。」と話すのは、ARFFの搭乗員チーフ、ネイサン・ランハム一等軍曹。「子供たちが基地に来て、隊員と交流してくれることを、海兵隊員も喜んでいます。」
津田の子供たちが基地を訪問することを喜んでいるのは、海兵隊員だけではない。ARFFは岩国基地のガールスカウトもクリスマスパーティに招待していた。ランハム一等軍曹によると、このクリスマスパーティは子供たちが新しい友達を作る素晴らしい機会でもあるという。
「ガールスカウトがこのパーティに参加して、3年目になります。」と話すのは、ガールスカウトのプログラム責任者、ハイラ・メロイさん。「スカウトのメンバーも私自身も、このパーティーに参加することを楽しんでいます。自分たちより困難な状況にいる人を支援したり、去年やおととしに出会った友人達と近況を話し合ったりして、楽しんでいます。」
パーティーでは、ガールスカウトがクリスマスキャロルを津田の子供たちのために歌ったり、一緒にクッキーの飾りつけをして過ごした。また、年間を通じて行っているクッキー販売で集めたお金で500ドル相当の生活用品を寄付した。
パーティーの途中では、サンタクロースが子供たちを訪問。サンタクロースはガールスカウトと津田の子供たちへプレゼントを手渡した。
「子供たちへのプレゼントのほとんどは、海兵隊員が用意しました。」と話すのは、ARFFセクションリーダーのロバート・ティッドクイスト二等軍曹。「スリフトストアから寄付を受けたものもありますが、ほとんどのプレゼントは子供たちのために直接選びました。」
ティッドクイスト二等軍曹は、「津田の子供たちにクリスマスのにぎやかさを味わってもらえて、自分自身も楽しむことができた。これからも何年にもわたって、津田子供の家と連携していきたい。」と話した。
写真1:12月12日、岩国基地航空消防隊(ARFF)の事務所で行われた毎年恒例のクリスマスパーティーで、招待したゲストに果物を配るネイサン・ランハム一等軍曹。ARFFと津田子供の家はこれまでも、継続して交流してきたが、このクリスマスパーティはその一つ。
写真2:12月12日、岩国基地ARFF事務所で行われたクリスマスパーティーで、基地ガールスカウトや津田の子供たちへのプレゼントを拾い上げる、航空消防隊のフィリップ・キング伍長。ARFFと津田子供の家はこれまでも、継続して交流してきたが、このクリスマスパーティはその一つ。
写真3:12月12日、岩国基地航空消防隊で行われたクリスマスパーティで、『津田の子供の家』の子供のためにメモを取る、岩国基地ガールスカウトのブラウニー、レイア・ラスムッセンさん(7歳)。ARFFのメンバーは、津田こども家を基地に招待し、クリスマスのにぎやかさを分かち合った。