米海兵隊岩国航空基地 -- 9月27日、岩国基地で行われたアメリカンフットボールの試合で、マシュー・ペリー高校のフットボールチーム、サムライが広島崇徳高等学校のファイティング・ダックスを下し、初めてのホームゲームを勝利で飾った。今のところ、今シーズンのサムライは全戦全勝。
ペリー高校フットボールヘッドコーチのフランク・マシアスさんは、「ペリー高校のフットボールチームはその11年の歴史の中で初めてバーシティチームとして参加し、今までの3試合中3連勝。2012年にペリー高校でアメフトが復活したが、その前の8年間は中断している。」と話す。バーシティは一軍、ジュニアバーシティは二軍の意味。
マシアスさんによると、ジュニアバーシティ(JV)チームの頃から、高いレベルで練習してきたという。
「最初から選手たちをバーシティチームとして扱っています。ですから、フットボールの知識は増やし続けていました。構成は既にバーシティチームとして調整されています。」
JVチームのときからバーシティレベルで練習してきたが、選手たちはまだ、新たな期待に適応しているところだとマシアスさんは話す。
「バーシティチームの試合は速いペースで進んでいく。」と話すのは、サムライチームのクォーターバック兼ラインバッカーのミック・カレイロさん(16歳)。「当たりはずっと強くて、練習も大変です。そうでなければ負けてしまうでしょう。バーシティリーグへの参加は新しい挑戦ですが、今のところはうまくいっていると思います。」
ペリー高校には120名の生徒が在籍しており、そのうち35名がチームに所属しているとマシアスさん。
「選手たちは一生懸命練習し、毎週良くなっていく。これはチームが向上しているいい兆しだ。」とマシアスさん。「才能があっても一生懸命練習しなければ、才能がなくても一生懸命練習したものが勝つ。これが、私たちが過去の二回のシーズンについて言っていることであり。それは正しいと証明してる。」
カレイロさんは、サムライチームは最大のチームではないという。だが、選手同士の友情や気持ちのつながりが、彼らを勝利に導いているという。
「兄弟のような絆があります。」とカレイロさん。「彼らと一緒に学校に通い、練習をし、一緒に住んでいるように感じることさえあります。彼らを信頼しているし、3回の勝利に貢献していると信じています。」
マシアスさんによると、今シーズンの目標はペリー学校の運動場で決勝戦を戦うことだという。かなり見込みはありそうだ。
「今年に入ってからの3回の試合の中で自分たちが最高のチームかどうかはわかりません。ただ、一番練習してきたチームであることは間違いなく、いつもそうであるように務めています。」とマシアスさんは話した。
写真1:9月27日、ペリー高校のフットボール選手が、広島崇徳高等学校の選手にタックルしている。サムライチームにとっての初めてのホームゲームとなった試合で、ペリー高校のフットボールは2012年に復活し、これが最初のバーシティチームシーズンになった。
写真2:9月27日、岩国基地で行われた広島崇徳高等学校とのアメリカンフットボールの試合で、サムライチームのワイドレシーバー兼ラインバッカーのデスモンド・ムーアさんがボールを持って走っている。崇徳高等学校ファイティング・ダックスチームに勝利し、サムライは今シーズン3-0で全戦全勝中。
写真3:岩国基地でフットボールの試合が行われた9月27日、この日初めてのホームゲームとなったサムライチームのワイドレシーバー兼ディフェンスバックのタイソン・ムーアさんが、インターセプトしている。サムライチームは、11年の歴史の中で初めてのバーシティシーズンに参加している。