米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市で10月16日、第60回岩国まつりが開催され、岩国基地所属の海兵隊と海軍隊員が参加した。
岩国まつり実行委員会が主催する岩国まつりには83の団体と約800人が参加し、錦帯橋まつり、錦川水の祭典(花火大会)と並ぶ岩国市の三大祭りのひとつ。
「文化的行事のお祭りに楽しく参加できました。」と話すのは、岩国基地、司令部司令中隊、人事管理センター、管理専門職のイベッテ・ガルシア兵長。「とっても楽しかったです。」
岩国基地、司令官室の妹尾陽子さんは、「このお祭りは岩国市のイメージ向上や地域社会の発展、また、岩国市民と基地住人との関係構築を目指しています。」と話す。
「法被を着てパレードに参加し、たくさんの見物客を見て楽しかったです。」と話すのは、岩国基地、憲兵隊長のリカルド・ベネビデス少佐。「世界中のどこであろうと、地域の人々と良好な関係を持つことはいいことです。海上自衛隊の皆さんと一緒に参加して、日米間や自衛隊と米軍の絆を示すことができました。」
見物客はパレードや踊り、吹奏楽演奏、フリーマーケットや屋台などを満喫し、子供には海上自衛隊や岩国警察署員との写真撮影コーナーもあった。
日本に赴任するのが初めてのベネビデス少佐は、このお祭りは日本文化を知る手がかりになったと話す。
「祭りに参加した人も、見物に来た人も、実際に自分が中に入っていかなければ、地元の人たちについて知ることはできません。」とベネビデス少佐。「楽しい時間を過ごせました。できれば来年も参加したいです。もっと多くの基地住人にぜひ、参加するよう勧めようと思います。」