米海兵隊岩国航空基地 -- 7月22日、岩国基地で基地司令官交代式が行われ、基地住民や来賓が見守る中、海兵隊員と海軍隊員が新司令官を迎えた。
2013年7月12日に岩国基地司令に着任したロバート・ブシェー大佐はこの日、その指揮権を新司令官のリチャード・ファースト大佐へ引き継いだ。
「岩国基地在任中、最も思い出深いのは米軍隊員や軍属、日本人の皆さんなど、様々な人々と一緒に働いたことです。」とブシェー大佐。「ここで築いた皆さんとの関係を思い出に、私は岩国を去ります。岩国は私にとって、もう一つのふるさとです。」
岩国基地離任後、ブシェー大佐はバージニア州、クワンティコ海兵隊基地、海兵隊基地首都圏地域での参謀長としての勤務が決まっている。
「ファースト大佐のことは7年前から知っていますが、私の後任として、彼以上に適切な人物は考えられません。」とブシェー大佐。「彼は大変な家族想いの人物で、素晴らしい海兵隊員であり、素晴らしい指導者です。ここ、岩国でも素晴らしい仕事をしてくれるでしょう。」
岩国基地の新司令官となったファースト大佐は、岩国に赴任前の2014年7月から2016年6月まで、海兵隊総司令部航空司令部で航空計画・方針支部の副支部長として勤務していた。
「岩国基地は日米両政府にとって、戦略的に重要な意味を持っています」とファースト大佐。「ブシェー大佐はここで多くのことを成し遂げ、それを大変いい形で引き継いでくれました。確実に前進し、我々の前に示されたことすべてを実行していき、ブシェー大佐が成し遂げてくれた進展を継続していくつもりです。」
この司令官交代式には米海兵隊太平洋基地司令のホアキン・マラヴェット少将も出席し、新旧両司令官に敬意を表した。
「ブシェー大佐の基地司令としての任務は、彼が受賞した勲功章以上の非常に素晴らしいものでした。」とマラヴェット少将。
マラヴェット少将はまた、「ファースト大佐を岩国基地に迎えたことをこの上なく誇りに思っています。大佐が岩国基地でどのような仕事をしてくれるか非常に楽しみです。」