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Wrestlers from Matthew C. Perry High School and the Tabuse Agricultural and Technical School face-off during a tournament, Jan. 31, 2015, inside IronWorks Gym aboard Marine Corps Air Station Iwakuni, Japan. In this tournament an individual from each weight class receives an award, not a team as a whole.

Photo by Lance Cpl. Carlos Cruz Jr.

頂点を目指すペリー高校レスリングチーム

31 Jan 2015 | カルロス・クルス・ジュニア兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

岩国基地アイアンワークスジムで1月31日、高校生のレスリング試合が行われ、マシュー・ペリー高校、キング高校(佐世保海軍基地)、田布施農工高等学校が参加し、トーナメント方式で対戦した。

通常の試合では2校のみの参加で、各試合の得点が加算されていき、最終得点の高かったチームが勝利する。だが、今回のトーナメントはチーム全体としての試合ではなく、個人戦で行われた。

「今日は2校ではなく、3校が参加しました。」と話すのは、ペリー高校レスリングチームの監督、エドウィン・アルグエタ兵長。「このトーナメントは個人一人一人の試合です。重量クラスが同じ選手は、学校が同じでも対戦します。」

ペリー高校はキング高校と2週間前にも試合をしている。

「キング高校は素晴らしい学校で、いい選手たちです。」とアレグエタ監督。「うちのチームはキング高校より選手の数が少ないのですが、いい試合ができたと思います。うちのチームは人数が少ないので重量級外の選手とも試合をしましたが、いい経験になりました。」

ペリー高校にとって、田布施農工レスリングチームとの対戦は初めて。

「これまでの経過を見ると、田布施農工は技術が高く、スタミナもあります。」とアレグエタ監督。「(田布施農工の選手は)動きが早く、敏捷(びんしょう)性を高めるための訓練を多くしているようです。弱点があまりないように思いました。」

ペリー高校レスリングチームのザカリー・ブラウン選手もアレグエタ監督と同じ意見で、「自分が見る限り、田布施農工チームはかなり優秀で強いと思います。」と話す。

「キング高校の選手との試合が終わったばかりで、今度は田布施農工の選手との試合です。」とブラウン選手。「(田布施農工の選手は)全員が厳しいトレーニングを積んできているようですが、落ち着いて試合に臨めば大丈夫だと思います。」



ブラウン選手は、「シーズンの最初から考えると、かなり向上してきました。」と話す。

「うちのチームは、過去の試合でのミスから多くのことを学んできました。これは素晴らしいことです。それは、選手が向上しているということを私達監督、コーチに教えてくれるからです。」とアルグエタ監督。「(失敗から学んで向上してきたことについて)うちの選手を誇りに思います。選手たちは明らかに疲れています。当然です。でも、彼らはあきらめることはありません。それは、私達が乗り越えてきた厳しいトレーニングのおかげです。」

ブラウン選手によると、「ペリー高校がやってきたトレーニングはすべて、自分達がどのような状況に直面しても、それに対応できるようにするため。」だという。

「うちのチームは1日2時間のトレーニングを一週間のうち5日やります。」と話すのは、ペリー高校レスリングチームのキャプテン、アンドリュー・ジェンキンス選手。「トレーニングのほとんどは、体の調整に費やしますが、新しい技術も多く学んでいます。」

ペリー高校の監督とコーチは週末、選手のためにジムで特別なトレーニングを行っている。このトレーニングは強制ではないが、選手達はいつも参加しているという。

ジェンキンス選手は、「監督やコーチがチームのために献身的に指導してくれることに感謝し、敬意を払っている。」という。

「選手と同じ人数、つまり7名のコーチがいます。」とブラウン選手。「各選手全員に一人のコーチがついてくれて、どんなことでも助けてくれます。」

ブラウン選手は、「次回のファー・イースト・レスリング・トーナメントで3位以上に入れるよう、これからもチームとして練習に励んでいきます。」と話した。