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「トイズフォオトッツ」支援のために日米のバイカー達が集結

6 Dec 2009 | ジョシュ・コックス曹長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

今月6日、米海兵隊岩国基地で行われた「トイズフォオトッツ」バイクラリーに130台以上のバイクが参加し、轟音を響かせながら岩国基地に押し寄せた。

このイベントは岩国基地モーターサイクルクラブとシングル・マリン・プログラムが共同で毎年行っているもの。新品(または未開封)のおもちゃを毎年募り、地域の恵まれない子供たちに寄付するという米海兵隊のトイズフォオトッツ運動を促進するものとして行われた。

このバイクラリーのまとめ役であるマイク・ジングルズさんは、ラリーに参加するチケットは新品のおもちゃひとつ持ってくることだと話す。

「日本人の参加者は1000円以下のおもちゃを買って持ってくる。」とジングルズさん。「するとイベントに参加でき、基地でハンバーガーやホットドッグ、ソフトドリンクをふるまわれ、楽しく過ごすことができる。」

このイベントでは、参加したバイカー達のためにライブコンサートやゲームが行われ、ハンバーガーなどの軽食が出された。基地の外周を回る大規模な「サンダーラン」では、クルーザー(アメリカン)バイク、スーパースポーツバイク、カスタムバイクなど、さまざまな種類のバイクが参加した。

ジングルズさんによると、岩国基地モーターサイクルクラブは集めたおもちゃを子供たちに配達する前に、おもちゃをきれいにラッピングするためのセッションも設ける予定だという。

ラッピングをした後、アメリカ人と日本人のバイカー達が岩国地域やその近郊の児童施設に招待され、施設の子供たちにおもちゃを届ける。この他に、岩国基地モーターサイクルクラブとシングルマリンプログラムでは年に数回、地域社会のためのチャリティーイベントを催している。毎年、春に周防大島でバイクラリーを行っているが、それもこの「トイズフォオトッツ」支援のために行われている。

「私たちの使命は地域社会とよりよい関係を築くこと。」とジングルズさん。「バイクラリーのおかげで日米のライダー達が一緒になってラリーを楽しむことができ、同時に恵まれない人たちのための募金活動もできる。」

「クリスマスが来ない子供たちのことを考えることがある。」とジングルズさんは付け加えた。「日本でもクリスマスは大きなイベントになっている。おもちゃを集め、施設の子供たちに届けることは、自分自身にとって大きな意味を持つ。毎年、たくさんのおもちゃを寄付すればするほど、気分がよくなる。なぜなら、それが子供たちを幸せにするからだ。」


 
写真1
今月6日、基地内ペニーレイク周辺を走る、「トイズフォオトッツ」モーターサイクルラリーに参加したバイク。このラリーには130台以上のバイクが終結した。このラリーは、米海兵隊のトイズフォオトッツを支援するこのラリーは毎年行われており、このラリーを通じて新品(または未開封)のおもちゃを募り、そのキャンペーンが行われているコミュニティで困っている子供たちにそのおもちゃは送られる。

写真2
「トイズフォオトッツ」に参加したバイクに装飾されたカスタムメイドのミリタリーデコレーション。このラリーには、多くのカスタムメイドのバイクが参加した。

写真3
トイズフォオトッツのおもちゃ(を寄付する)箱におもちゃを寄付するD.A.R.E.(薬物乱用阻止教育)のマスコット、ダレンを見て感心するヘンリー・ジュリア伍長。

写真4
「トイズフォオトッツ」モーターサイクルラリー参加のための準備をする日米のバイカー達。

写真5
トイズフォオトッツモーターサイクルラリーにはさまざまな種類のバイクが基地に集まった。写真のバイクはビンテージのハーレー・ダビッドソン。基地の外周を回る大規模な「サンダーラン」では、クルーザー(アメリカン)バイク、スーパースポーツバイク、カスタムバイクなど、さまざまな種類のバイクが参加した。