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生徒を豊かにする異文化体験

16 Feb 2011 | チャーリー・クラーク一等兵 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

日本語を勉強しているマシュー・ペリー高校の9年生が2月16日、高森みどり中学校(岩国市、玖珂町)を訪問し、英語を勉強している同中学校の生徒と交流した。

ペリー高校の生徒達は高森みどり中学校の生徒に紹介された後、教室に案内された。教室では、高森みどり中学校のマツモトアリノブ先生が歓迎の言葉を述べた。

「今日ここで築かれた友情が、みなさんの人生の中で強くなり続けることが私の最大の願いです。」とマツモト先生。「友情を築く理由は、友達が多すぎるということは決してないから。また、その友達は残りの人生で大切にするものだから。」

この次は発表会。まず、ペリー高校の生徒は日本語で、みどり中学校の生徒は英語でそれぞれ自己紹介をし、日米それぞれの文化が披露された。

日本の伝統文化が紹介されるときは、高森みどり中学校の生徒が最初にやって見せ、その後、ペリー高校の生徒が挑戦した。

発表会でそれぞれが披露したのは、折り紙、漢字、リバースリンボーゲームなど。

「折鶴の作り方を習った。」と話すのは、ペリー高校9年生のマヤ・ラッキーさん。「互いの文化の奇抜さを分かち合うのは本当に楽しかった。」

ラッキーさんは、高森みどり中学校のマサキサヤカさんとヤマナカマドカさんにアメリカのポップダンスを見せた。「マヤさんはすごくいい先生。」とサヤカさん。「私達はみんなアメリカのポップミュージックとダンスが大好き。教えてもらったので、今はビヨンセみたいに踊れる。」

発表会が終わると、生徒達は一緒に座って話をしながら昼食をとった。

ペリー高校の9年生、ジャズミン・ブレイズウェルさんには日本人の血が半分流れている。そんなブレイズウェルさんにとって、日本の伝統について学ぶのは楽しいという。

その後、日本人とアメリカ人でペアを作り、日米クイズを行った。

「二人の日米文化の知識を合わせれば、クイズなんて簡単。」と高森みどり中学のアオキ・トシキさん。

クイズが終わると、別れの挨拶の時間になった。ペリー高校のモルガン・ヌージェント校長は、「今日はペリー高校の生徒にたくさんの新しい文化を体験させてくれて感謝します。」と高森みどり中学校の生徒、教職員の両方にお礼を述べた。

「高森みどり中学校の皆さんを訪問し、日米の生徒達の絆が深まる体験は、ペリー高校の教職員、生徒の両方にとって、とても楽しいものでした。」とヌージェント校長。

「彼らの友情は大切にされ、いつも私達の心の中にあるでしょう。」とヌージェント校長。

バスに戻ったペリー高校の生徒達は日本の友達に手を振り、日本の生徒達もバスに向かって手を振った。高森みどり中学校の生徒たちは走るバスを追いかけながら、「ありがとう」、「さよなら」と叫んでいた。


 
写真1
2月16日、高森みどり中学校を訪問したペリー高校のチャールズ・ヴァン・アレンさんが、逆リンボーゲームを見せている。この日は日米の中学生がそれぞれの文化を楽しく、友好的に理解できるように色々なアクティビティが計画されており、逆リンボーゲームはアクティビティの一つ。

写真2
日米の生徒がペアを組んだ後、マシュー・ペリー高校の生徒に歓迎のスピーチをする高森みどり中学校のアオキトシキさん。2月16日、ペリー高校が高森みどり中学校を訪問し、さまざまな文化アクティビティで交流した。