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被災者救済のために基地が団結

20 Mar 2011 | チャーリー・クラーク兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

3月19日と20日の二日間、岩国基地の人員がボランティアをして、マリンコーエクスチェンジ、カミサリー、スリフトストアで人道的救済支援のための寄付を募った。(マリンコーエクスチェンジは基地内のデパート、カミサリーは基地内のスーパー、スリフトストアはリサイクルショップ)

民間の団体が中心となってボランティアを募り、日本の東北地方で被災した人たちのために必要とされる物資を集めた。

寄付された物資はスリフトストアに集められ、仕分けと選別、箱詰めが行われた。

スリフトストアのマネージャー、グウェン・ピーターソンさんは、「この寄付は共同努力で行われました。」と話す。

スリフトストアとそのほか二つの店の従業員が異なる団体に連絡を取り、岩国基地内のコミュニティに、彼らが力を合わせて物資を集めていることを知らせた。協力団体の中には、更なる支援のために前向きに取り組んだ団体もあった。この支援に協力した団体は、岩国日米協会、マシュー・ペリー高校、アメリカボーイスカウト第77団など。

「ボーイスカウトでは、カブパックのメンバーも団のメンバーも両方、この活動を全面的に支援しています。」と話すのは、第77団のメンバーでカブマスターのジョエル・アイトレイムさん。「スタッフとスカウトはカミサリーで1時間から3時間程度、物資の荷おろしや整理のお手伝いをしています。」

基地内の258名がボランティアとして協力し、物資の募集とその箱詰め、送付作業を行った。1525箱以上の寄付された物資の中身は、寝袋50個、寝具用マット13枚、水1480本、オムツ1040枚(パック)、そのほか食品の缶詰や衛生用品など、合計で3748キログラム(8265ポンド)。

被災地の一部ではまだ雪が降ることもあり、被災者には十分な衣服がない。そのため、スリフトストアはかなりの量の冬物衣料も送ることにしている。

募金については、岩国基地内のアメリカ赤十字、またはネットを通じて寄付できる。「(被災された方々は)食べ物も服も十分でない状態だ。」と話すのは、岩国基地、従軍牧師代理のロバート・ミルズ海軍大尉。「できるだけ早く、できるだけ多くのものを届けたいと思っている。」

より多くの物資が今後も必要とされるため、物資の募集はしばらく続く予定だ。

「私達は隣人、またコミュニティとして岩国で生活している。」と話すのは、司令部司令中隊の従軍牧師、ブルース・ウェスト海軍中尉。「我々は今後も物資を送り続ける。すぐに必要とされているものを満たすことは最も重要なことだが、時間が経つにつれてより多くの物資が必要とされると思う。」

物資の寄付を希望する人は、必要とされる物資をスリフトストアまで持参することができる。なお、寄付する物資には災害救援と記載しておくこと。


 
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3月20日、オペレーション・トモダチ支援のために集められた支援物資を箱詰めする岩国基地のボランティア。岩国基地は、オペレーショントモダチを支援するための後方支援および供給の拠点となっている。(写真:カッシー・マクドール兵長)