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VMGR-234がオペレーショントモダチ支援のため再び出動

1 Apr 2011 | チャーリ・クラーク兵長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

「順応し、克服せよ。」これは米海兵隊で何世代も語り継がれてきた言葉だ。悪い状況を有利なものに変えよということだ。

この伝統が今日も受け継がれていることを、テキサス州、フォートワース海軍航空基地/共同予備役基地の海兵第234航空給油輸送中隊(VMGR-234)が示した。

無線連絡があった3月11日、海兵第12航空補給中隊(MALS-12)の支援の下、VMGR-234は岩国基地へのフライトの間に通常輸送任務を完了した。VMGR-234はその後数週間、岩国基地で稼働した。

「深刻な地震が起こっているという連絡を無線を通じて聞いたとき、三沢基地から約1時間の距離のところにいた。」VMGR-234、安全担当官のブライアン・リチャードソン少佐は話す。「三沢基地に安全に着陸し、部隊の指揮系統へ説明し、隊員が無事だと報告した後、この地震で救援活動をするために、すぐ近くにいる我々の部隊を使用できることを知らせた。。」

大地震と津波が発生した後、VMGR-234には、オペレーション・トモダチで海兵第三遠征軍(III MEF)を支援する任務を課せられた。

オペレーション・トモダチは、東北太平洋沖地震の被災地域、被災者を救助する米軍の災害救援活動である。

VMGR-234の隊員は、岩国基地からオペレーショントモダチを支援する約20の飛行任務を通じて、物資と人員の輸送を継続した。 

地震が起きたのは、VMFR-234がテキサスへの帰還飛行をしている途中であった。中隊は1時間ほど空中を旋回してから、安全に着陸した。

隊員の中には、地震発生時に見た光景に驚いたものもいた。

「三沢基地に着陸する前、海岸線を飛行していた。」と話すのは、VMGR-234、飛行整備士のコルビー・ウェブレ兵長。「漁船のすぐ上を飛行するまでは、実際の波の大きさを測るのは難しかった。波は巨大で、漁船を突き上げた。そのとき、自分達が地震発生の最中にいるということがわかった。それは初めての体験だったので驚いた。」

オペレーショントモダチ支援のため、VMGR-234の隊員はこの数週間で40時間の飛行時間を記録し、200人の人員と54トン(約12万ポンド)の物資を輸送した。

「オペレーション・トモダチを支援するために我々が最初にしたことのひとつは、地震発生当時、厚木基地で水泳大会に参加していた米軍人の家族を輸送することだった。」と話すのは、VMGR-234の飛行技師、ラウル・ロメロ二等軍曹。

オペレーション・トモダチでの様々な任務を成功させ、VMGR-234の隊員たちはテキサスへの帰還飛行の計画を始めた。

「来週中には、オペレーション・トモダチが行われているこの場所に戻ってくるだろう。」と話すのは、VMGR-234の技術システムオペレータ、ジョー・ビードル一等軍曹。「我々がテキサスに帰還するまでは、このオペレーションへの支援にベストを尽くし続ける。」

VMGR-234の海兵隊員たちは、オペレーショントモダチを通じて、世界中の隊員たちが順応し、日本を助けることを克服したことを示した。