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Lance Cpl. Brittany Viruet, a Marine Fighter Attack Squadron 314 fixed-wing aircraft airframe mechanic tosses a weed onto a pile as Petty Officer 3rd class Omar Dalton, a Marine Aerial Refueler Transport Squadron 152 corpsman, rakes weeds out of the water. More than 20 Iwakuni and Okinawa-based service members participated in a landscape-beautification project at the Marabou Drive Park here July 15 in support of exercise Talisman Sabre 2011.

Photo by Cpl. Claudio A. Martinez

雑草と格闘する隊員たち - 公園景観美化プロジェクト

15 Jul 2011 | クラウディオ・マルティネス伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

7月15日、軍事演習タリスマンセイバー2011に参加中の隊員20名以上がオーストラリア、マラボウ・ドライブ・パークでの景観美化プロジェクトに参加した。このタリスマンセイバーには、岩国基地や沖縄海兵隊の隊員が参加している。

タリスマンセイバーはオーストラリア軍と米軍が隔年で行っている共同軍事演習。この演習で両軍は、共同統合任務を遂行する能力をテストし、その能力を向上させるための訓練を行う。

この美化プロジェクトには、海兵第12飛行大隊(MAG-12)司令部、海兵第12航空補給中隊(MALS-12)、海兵第314戦闘攻撃中隊(VMFA-314)、海兵第152空中給油輸送飛行隊(VMGR-152)の隊員が参加した。

「隊員が基地の外でこのような地域社会活動に参加することは、プラスの影響をもたらす。」と話すのは、MAG-12、従軍牧師のディーン・ホルツ海軍中佐。「(演習中、)ジェット機を飛行させると多くの騒音が出て、地域社会にとっては不愉快なことがある。隊員が清掃活動をしているのを見ると、地域の人たちは『確かに騒音はあるが、彼らはこの地域をよりよい場所にしようと助けてくれている。』と感じてくれるだろう。」

この公園には外来種の植物や雑草が侵食してきている場所があり、このような外来種がこの場所のオーストラリア固有の植物の成長を妨げ、全滅させた。隊員たちはこのような迷惑な木々を切り落とし、成長しすぎた植物を沼地から引っ張り出した。

ホルツ海軍中佐は、「美化プロジェクトは隊員が地域社会に建設的な影響を与えることができ、普段とは違う方法で地域社会に貢献できる方法だ。」と話す。

「このような地域社会活動を通じて、隊員は通常の仕事から離れ、地域に大きな影響を与えることができる。」とホルツ海軍中佐。「このような活動は、隊員たちが地域の人々と交流し、訪問している国について学ぶことができる素晴らしい機会だ。また、隊員はホスト国の人たちと友情を築くことができる。」

このプロジェクトは米軍のホルツ海軍中佐がコースタル・ドライ・トピックス・ランドケア社の地域植物再生コーディネーターのキム・シェラーズさんと一緒に企画した。同社はこの地域で事業を始めておよそ2年になるが、資金とボランティアが不足しているため、ゆっくりとした成長しかできていない。

シェラーズさんによると、隊員が草を取り除いた場所の整備には、彼女とそのスタッフでは3ヶ月以上かかるという。

「今回の清掃活動は本当に大規模なものです。」とシェラーズさん。「この公園はとてもよく使われている公園で、タウンズビル中を周れるバイクトラックがあり、多くの人たちの目に留まる場所です。」

シェラーズさんは「隊員の皆さんが成し遂げてくれたことにとても感謝しています。」と話した。

また、多くの隊員はホスト国を援助する機会が与えられたことを喜んでいた。

この日、ボランティアで清掃活動に参加したVMFA-314のクリストファー・シェパード兵長は、自分のしたことは大事なことだと感じているという。

「外国に来て、海兵隊員がどのような人間かをその国の人に示せるのはいい気分だ。」とシェパード兵長。「地域コミュニティを助けるのはとにかく、いいことだ。」

ニューヨーク出身のシェパード兵長は、彼が育った地域でボランティアによる同じようなプロジェクトが行われているのを見て育った。その体験が地域社会プロジェクトへの参加へとつながったという。

「このプロジェクトでのボランティアは、長い人生の中でほんの数時間のこと。」とシェパード。「それくらいの余裕は誰にでもあるはず。」

マラボウ・ドライブ・パークでの景観美化プロジェクトは、タリスマンセイバーが終了する7月29日まで毎週末行われる予定。


 
写真1
海兵第152空中給油輸送中隊(VMGR-152)のオマール・ダルトン海軍三等兵曹に沼地から雑草を引いて渡す海兵第314戦闘攻撃中隊(VMFA-314)の固定翼機整備士、ブリトニー・ビルエト兵長。7月15日に行われたマラボウドライブパークでのこの清掃活動には、軍事演習タリスマンセイバー2011に参加中の岩国基地や沖縄の海兵隊員が20名以上参加した。

写真2
7月15日、マラボウ・ドライブ・パークでの景観美化プロジェクトで、岩国や沖縄駐留の海兵隊員、海軍隊員が雑草や不要な木々をどかしている。このプロジェクトは、オーストラリア軍と米軍の合同軍事演習、タリスマンセイバー2011実施中に行われた地域社会活動のひとつ。公園での美化プロジェクトは、タリスマンセイバーが終了する7月29日まで、毎週末行われる予定。この公園には、外来種の植物や種子が侵食し、多くのオーストラリア固有の植物の成長を妨げ、全滅させた場所がある。

写真3
7月15日、マラボウ・ドライブ・パークでの景観美化プロジェクトで、のこぎりで木の幹を切るエリック・マルティネス三等軍曹。このプロジェクトは、オーストラリア軍と米軍の合同軍事演習、タリスマンセイバー2011実施中に行われた地域社会活動のひとつ。公園での美化プロジェクトは、タリスマンセイバーが終了する7月29日まで、毎週末行われる予定。