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関係者を招いてMV-22オスプレイ体験搭乗

5 Oct 2012 | バネッサ・ヒメネス伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

日本の外務省、報道各社、その他関係部署から、140名以上が岩国基地を訪れた9月27日、MV-22Bオスプレイを日本へ紹介するためのオリエンテーションが行われた。

この日招待された関係者らにはMV-22Bオスプレイの内外部を見学する機会が設けられ、オスプレイの性能に関する概況説明、オスプレイの地上展示、体験搭乗が行われた。

海兵第一航空団(1st MAW)司令のクリストファー・オーウェンス少将は、「ホスト国である日本の皆さんにこの航空機を紹介するのは大変重要です。それは、この航空機を飛行させる搭乗員の習熟度だけでなく、航空機の性能と安全機能を確実に再保障することになるからです。」と話す。また、在日海兵隊だけでなく、日米同盟にも影響を与えるオスプレイの非常に高い性能を示すチャンスでもある。

オスプレイの体験搭乗で、招待された関係者はMV-22Bの能力を実際に体験することができた。

「MV-22は前方飛行でナセルを前傾させ、いわゆる『航空機モード』で飛行します。」とオーウェンス少将。「オスプレイはVTOL(垂直離着陸)モードを使ってホバリングと回転翼モードを得る。その後、前方へ移動し、固定翼モードへと遷移します。」

離着陸時や訓練区域、着陸ゾーンでは、ヘリコプターモードやVTOLモード、回転翼モードを主に使用するが、オスプレイによる飛行運用の大部分は、固定翼モードで行われる。

海兵隊普天間航空基地の領空や場周経路を航行するとき、オスプレイはヘリコプターモードと回転翼モードを使用する。オスプレイの運用はすべて、騒音の最小化と安全確保に焦点を置いている。

「オスプレイを沖縄に着陸させ、(海兵第三遠征軍の)他の部隊と統合させることを切望していました。」とオーウェンス少将。「オスプレイの性能は、これまでの航空機のすべてを超えるものです。オスプレイの運用を本当に心待ちにしていました。地元住民の皆さんに懸念があるのは承知しているし、それを真摯に受け止めています。ですが、航空機を実運用し、その性能と安全性を地元の皆さんに示すことこそが最善だと確信しています。」海兵隊の航空隊はMV-22ティルトローター機で近代化を図り、CH-46Eヘリコプターは一対一ベースでオスプレイに代替され、廃止される。

「CH-46Eの後任となるだけでなく、オスプレイは本当に革新的な性能を持っています。CH-46Eと比較して、速度は二倍、最大積載量は三倍、航続距離は四倍です。」とオーウェンス少将。「これまでは到達できなかった太平洋戦域の大部分を開拓する予定です。」

2013年夏には、オスプレイ12機による第二番目の中隊が米海兵隊普天間航空基地に到着予定。