米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市で10月20日に第63回岩国まつりが開催され、岩国基地から基地司令のランス・ルイス大佐と隊員が参加した。
岩国まつりは地域振興の促進を目的として開催されており、基地の住人は4年前から祭りの最後を飾るパレードに参加している。
海兵隊員と海軍隊員は法被とハチマキを身に着け、地元の人々と一緒にパレードに参加。岩国基地、気象海洋分析予報士のエマ・ケプラー三等軍曹もパレードに参加した海兵隊員の一人で、ケプラー三等軍曹はシングル・マリン・プログラム(SMP)の副会長も務めている。
「岩国祭りは私が一番好きなイベントの一つです。」とケプラー三等軍曹。「基地外の地域社会を支援するという意味もありますが、それだけではなく、私たち自身が地域社会の一部になるイベントです。日本文化である祭りに参加し、日本の皆さんと一緒にこの体験や思い出を分かち合うことができます。」
パレードには福田良彦岩国市長も参加し、スピーチと基地隊員や日本人参加者へ餅まきをした。
祭りを通じて、海兵隊員や海軍隊員は幅広い日本文化を体験することができた。屋台では様々な食べ物や特産品が販売され、フェイスペインティングや習字体験などができるブースも設営されていた。また音楽を演奏したり踊ったりしながら町を練り歩く人々もいた。
通りで行われた催し物が片づけられると、祭りのメインイベントであるパレードに参加するため、基地や地元コミュニティの住人が集まった。
「岩国は私たちの家と同じですから、岩国祭りは重要な行事です。」とルイス大佐。「私たちは岩国基地にいるただの隣人ではありません。」「岩国は私たちのふるさとです。岩国のお祭りは私たちのお祭りと同じことです。」