米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市で3月18日、日米親善リレーマラソンが実施され、地元日本人と一緒に岩国基地隊員も参加した。
このリレーマラソンは家族で楽しめるイベントで、小学生以上なら誰でも参加できる。また、参加した多くのチームが有名な映画などのテーマを決めた仮装をしていて、笑いにあふれた友好的な雰囲気を作り出していた。
様々なカテゴリーに分かれた日本人とアメリカ人のチームは、キズナスタジアムの1.3キロメートルの外周を4時間走り続けた。このマラソンのような親善イベントは日米の友好関係を強くし、それはこのスタジアムの名前である絆が象徴するもの。
「そもそも、このスタジアムが作られた理由が日米の友好関係を強くするということです。」と話すのは、岩国基地司令部司令中隊のジェイソン・ケイン先任上級曹長。「日米両国の人々を、一つのコミュニティにするためにこのスタジアムが作られました。」
海上自衛隊、第31航空群司令の二川達也海将補からの招待を受け、岩国基地司令、リチャード・ファースト大佐をはじめとする上級幹部が海上自衛隊との合同チームに参加した。
「自衛隊と米軍の合同チームにして、岩国基地では日本人とアメリカ人が一つのチームだということを地域社会に示すことはいいことです。」とケイン先任上級曹長。
自衛隊との合同チームに参加したのは基地運用部長のロバート・ブオロ中佐、第12飛行大隊(MAG-12)司令のマーク・パルマー大佐、基地副司令のジョン・ハリス中佐、基地法務部長のジョセフ・グリム少佐、司令部司令中隊司令のケビン・キャンプベル中佐、そしてケイン先任上級曹長。
この日、ボランティアで参加した岩国市在住のヒラタ・ケイゾウさんは、「日米親善イベントは普通のイベントより楽しいものです。これからも絆スタジアムで多くの親善イベントを実施してほしい。」と話した。