米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国市内で1月31日、第8回合同リーダーシップウォークが実施され、福田良彦岩国市長、リチャード・ファースト岩国基地司令とクリストファー・ガルザ岩国基地先任上級曹長が参加した。
岩国基地と岩国市の指導者が岩国市内の繁華街を歩いて飲食店などを訪ね、岩国市民である店主や常連客と会話を交わし、日本の報道機関からの質問に答えた。
「日米は素晴らしい同盟関係にあり、私たちは同盟国である日本に住んでいます。」とファースト大佐。「私は日本の人々、財産、文化に大きな尊敬の念を抱いています。米軍人も岩国コミュニティの一員ですから、私たちが適切に振る舞い、良き隣人であることは重要です。」
この日は他に、中国四国防衛局の赤瀬正洋局長、山口県岩国県民局の飯田恭丈局長、岩国基地のジョセフ・グレゴリー先任上級曹長も参加した。グレゴリー先任上級曹長は岩国基地の次期先任上級曹長。
このリーダーシップウォークは、岩国の地域社会との現在の関係をより強固なものにしようと岩国基地が努力していることを示し、日本の行政と基地の指導者間の協力関係を示した。
福田市長は、「私の使命は岩国市に住む皆さんが安全な生活を享受し、平和な生活を送れるようにすることです。ですから、岩国で生活するうえで幸せな環境を確保するために何ができるかを市民の皆さん、一人一人に考えていただきたいと思います。」と話した。
2009年に始まった合同リーダーシップウォークは、基地と地域社会の指導者が同じ目標を目指していることを示し、協力関係を通じて、日米の地域社会が調和して生活、働けることを目的にしている。
「合同リーダーシップウォークは、岩国市民、山口県民の皆さんに、私たちが団結し、共通の目標を持ち、岩国市長、中国四国防衛局長、岩国県民局長とよい関係を維持していることを示すために考えられました。」とファースト大佐。「その目的は岩国市内に出かけて、私たちが協力し、この地域で平和に暮らしながらも、日米同盟の支援の下で岩国基地駐留部隊を発進させ、その即応性を維持するという目標も達成できることを示すためです。」