米海兵隊岩国航空基地 -- マシュー・ペリー・スクールの生徒たちが12月7日、岩国基地、サクラ・アセンブリー・ホールで毎年恒例のクリスマスコンサートを開催した。
このコンサートにはペリースクール内の様々な音楽グループが出演し、基地住人や周防大島町立島中小学校、和木町立和木中学校、大竹市立小方中学校の職員や生徒は観客として参加した。
「このコンサートで重要なことは、子供たちが学期を通じて練習してきたことを演奏で表現し、クリスマスを祝うことです。」と話すのは、ペリーハイスクールの音楽教諭、アレン・ストロウブリッジ先生。
コンサートはシンフォニック・バンドによる演奏で幕を開け、賛美歌「荒野の果てに(原題:Angels We Have Heard on High)」が約300名の観客に向けて演奏された。
続いてサムライ・コーラス隊による合唱で「ダウン・イン・ザ・バレー」、「キャロル・オブ・ザ・ベル」、「エリヤ・ロック」が歌われた。
「今日のコンサートを成功させるために、生徒たちが一生懸命練習してきた成果を発表しているのは、見ていてうれしいものです。」とストローブリッジ先生。「毎週、何時間も練習して、朝も昼もリハーサルを重ねてきました。」
その後、観客はコンサート・バンド、M.C.ペリー・ボイス、ペンタトニックス、シンフォニック・バンドによる「ジングベル」、「歓喜の歌」、「クリスマスおめでとう」、「ホワイト・ウィンター」などの演奏を楽しんだ。
「参加できて楽しいです。」と話すのは、ペンタトニックスのメンバーでペリー・ハイスクールのマッケンジー・シュミッツさん。「このコンサートには日本人生徒と一緒に3年間参加してきましたが、いつも楽しく参加しています。今年のコンサートはいつもより、良かったと感じています。」
コンサートのフィナーレでは、演奏者と日本人の生徒たちがステージに集まり、観客に「ホワイトクリスマス」を一緒に歌おうと呼びかけた。フィナーレの後、ペリースクールの生徒から日本人の生徒へプレゼントが贈られた。
「このコンサートに一緒に参加できて、いい経験になりました。」と話すのは、大竹市立小方中学校のミヤケ・リオンさん。「コンサートのフィナーレで、全員で歌う合唱に参加できたのがよかったです。来年もまた来たいです。楽しかったです。」