米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地で8月21日、メインランド・スポーツ・アソシエーション(MSA)主催のバスケットボール・トーナメントが実施され、基地住人と日本人選手が参加した。
岩国、平田、大野、大竹、そしてMSAイワクニから44名の選手が参加し、バスケットボールトーナメントを繰り広げた。
「日本人チームとの友好トーナメントに参加しました。」と話すのは、トーナメントに参加したネイサン・スコットさん。「参加した日本人チームの新しい才能を発見できて、良かったです。」
MSAは2009年に設立された非営利団体で、前身はメインランド・バスケットボール・アソシエーション(MBA)。夏の間、基地外で日本人チームとトーナメント試合を行っている。
「このトーナメントは、日本人チームに基地に来てもらって、文化的つながりを強め、コミュニケーションを図るための私達のやり方です。」と話すのは、MSAのロニー・プライド副会長。「基地外の日本人チームと試合をするとき、彼らはいつもとても温かく迎えてくれます。自分達も彼らに対して同じことをして、子供達が大好きなバスケットボールを通じて関係を築きたいと思っています。」
MSAはバスケットボールを通じて、子供達に勉強への関心や身体能力を高めることによって、人格形成の手助けをしたり、経験豊富なコーチによって人格成長の促進や、チームワークやリーダーシップ特性を育成することで、アスリートに自信をつけさせることを目指している。
「日米二つの社会が一緒に何かできることは、いつでも素晴らしいことだと思います。」と話すのは、岩国基地、クリストファー・ガルザ先任曹長。「このトーナメントが今後、何年も続いていくことを楽しみにしています。いつ来ていただいても皆さんを歓迎します。」