米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国川下幼稚園の園児たちが7月21日、岩国基地のプールを訪れた。
川下幼稚園に通う日本人やアメリカ人の子供達は屋外プールで水遊びをし、クロスロードモールで昼食を取った後、ゼロ戦駐機場を訪れた。
川下幼稚園の子供達が基地のプールを初めて訪れたのは30年前。それ以来、川下幼稚園は毎年、プールで水遊びを楽しむために基地の訪問が認められるようになった。
岩国川下幼稚園の園長、ヨシダ・キヨコ先生は、「子供達は岩国基地を訪問したという思い出をずっと持っている」と話す。
「子供達は何年経っても、この経験を覚えています。」とヨシダ先生。「子供達は基地のプールで遊ぶのが大好きですから、基地の中に入れることにとても感謝しています。保護者の皆さんも基地に来て、プールで遊ぶのを楽しみにしています。園児も保護者も本当に、このプール訪問ができることに感謝しています。」
川下幼稚園に通うニムラ・エミリさんは、「基地に来るのはとっても楽しい」と話す。
「滑り台が大好き。」とニムラさん。「滑り台が終わって水に入るところが一番好き。またすぐ来たい。」
普段使っているプールと比べて基地のプールが大きいことに、他の園児達も興奮していた。
川下幼稚園に通うウメムラ・ナオ君は、「バタフライの練習ができて楽しかった」と話す。
「基地のプールは幼稚園のより、ずっと深い。」とウメムラ君。「深いほうが泳ぎの練習になるからいいです。」
ヨシダ先生は、「昔から続いているこの伝統は、日米関係を成長させるのに役立っている」と話す。
「毎年、夏に基地のプールに来るのを楽しみにしています。」とヨシダ先生。「どの夏も、がっかりさせられることはありません。」