米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地マシュー・ペリー高校と岩国市立東中学校、周防大島町立安下庄小学校の生徒が12月15日、基地教会でクリスマスコンサートを開催した。
2014年中に日米の生徒が共演するのは今回が初めて。
「最初に、このコンサートは子供達が3-4ヶ月の間練習してきた成果を披露し、クリスマスをお祝いするために企画されました。ですが、日本の生徒を招待して、一緒に演奏することになり、結果として文化交流イベントとなりました。」と話すのは、ペリー高校の音楽教師、アレン・ストローブリッジ先生。
「安下庄小学校と東中学校をコンサートに招待していただいて(ペリー高校と)共演したことで、日米の生徒はお互いの絆を強くしました。」と話すのは、東中学校の音楽教師、ハラダケイジ先生。
「言葉の違いがあるので、お互いを知るというのは難しいのですが、このコンサートのような機会があると、若い世代のつながりができるようになります。」とハラダ先生。
ハラダ先生によると、(日米の)生徒達がまだ大人になる前に友人になるのは大切なことで、このようなコンサートは生徒達が交流する素晴らしい機会だという。
ストローブリッジ先生もハラダ先生と同じ意見で、「安下庄小学校と東中学校の生徒をこのコンサートに招いたのは、若い世代が友情を育むのは重要だと考えたから。」だと話す。
「基地のゲートのすぐ外で生活しているホスト国(日本)の人々との交流は大切です。このような機会をもっと提供していきたい。」とストローブリッジ先生。
ハラダ先生はコンサートに参加した安下庄小学校と東中学校全員を代表して、「このコンサートは素晴らしい経験で、今後も頻繁にこのような機会があることを望んでいる。」と話した。
写真1:12月15日、岩国基地教会で開催されたクリスマスコンサートで演奏する、東中学校の生徒達。
写真2:12月15日、岩国基地教会で開催されたクリスマスコンサートの出演準備をする、マシューペリー高校の生徒。
写真3:12月15日、岩国基地教会で開催されたクリスマスコンサートの出演準備をする、マシューペリー高校の生徒。