米海兵隊岩国航空基地 -- シンフォニア岩国で2月15日、『2014日米親善コンサート』が開催され、岩国基地マシュー・ペリー小学校、中学校、高校の生徒と岩国市周辺の小学校、中学校の生徒が参加した。
この親善コンサートを通じて、日米の子供たちは若い世代間で文化のつながりを強くすることができた。
「去年のコンサートが終わったときから、今年のコンサートの計画を進めてきました。」と話すのは、M.C.ペリー小学校の音楽教諭、クリストファー・キミー先生。「とにかく素晴らしい経験でした。私たちはアメリカの歌を歌い、日本の生徒たちと一緒に日本の歌も合唱しました。生徒にとっては演奏を披露する素晴らしい機会であり、同時に日本文化を体験する機会にもなりました。」
コンサート開演の前に、中国四国防衛局の藤井高文局長、岩国市の福田良彦市長、岩国基地司令官のロバート・ブシェー大佐が挨拶。
「このコンサートを開催、企画、支援してくれた皆さん全員に感謝しています。」とブシェー大佐。「この一ヶ月間、生徒の皆さんがこのコンサートのために成し遂げたことをとても誇りに思います。日米の子供たちが一緒に練習し、今日のコンサートで分かち合った経験は、彼らの生涯の思い出となるでしょう。彼らが音楽で醸し出したハーモニーは、日米間の様々な意味での国際的な協調を象徴しています。この経験は地域社会における成長を促し、参加者全員の国際的な視野を広げるでしょう。」
出演した生徒たちがコンサート前に一緒に過ごした時間はほとんどが練習に費やされたが、それ以外にも、色々な方法でお互いの絆を深めるために十分な時間が充てられた。
「ただ一緒に演奏したというだけではなく、演奏の後は一緒に軽食を取りました。」とキミー先生。「私たちは日本で暮らしています。みんなが音楽を共通の言葉として使い、一体となりたいと思っているなら、当然です。」
コンサートはマシュー・ペリー学校と岩国市立柱野小学校の児童による太鼓演奏『躍進』で始まった。
この他にも、『ホール・ニュー・ワールド』、『ウィー・アー・ザ・ワールド』、日米生徒による合唱で『スキヤキ』が披露された。
今年で4回目を迎えた日米親善コンサートは2011年から毎年開催されている。
写真1:2月15日にシンフォニア岩国で開催された2014日米親善コンサートで合唱する、マシュー・ペリー高校の生徒。このコンサートには、岩国市周辺の小中学校と岩国基地のマシュー・ペリー学校が出演した。
写真2:2月15日にシンフォニア岩国で開催された2014日米親善コンサートで、太鼓を演奏するコンサート出演者。このコンサートには、岩国市周辺の小中学校と岩国基地のマシュー・ペリー学校が出演した。
写真3:2月15日にシンフォニア岩国で開催された2014日米親善コンサートで、太鼓を演奏するコンサート出演者。このコンサートには、岩国市周辺の小中学校と岩国基地のマシュー・ペリー学校が出演した。
写真4:2月15日にシンフォニア岩国で開催された2014日米親善コンサートで、『キューピッド・シャッフル』の歌にあわせて踊るコンサート出演者。このコンサートには、岩国市周辺の小中学校と岩国基地のマシュー・ペリー学校が出演した。