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Summer Kehr, Japanese cooking class participant, prepares the fish broth soup for her group at the Iwakuni Fukushikaikan, Oct. 11, 2013. The fish broth soup also included small squares of tofu.

Photo by Lance Cpl. D. A. Walters

お寿司の裏に隠れた芸術

11 Oct 2013 | デイビッド・ウォルターズ兵長

岩国市福祉会館で10月11日、マリン・コー・コミュニティ・サービス(MCCS)が料理教室を開催し、岩国基地から15名の基地住人が参加した。

ウェブサイトhttp://sushiencyclopedia.comによると、歴史上、最古の寿司とされる『なれずし』は7世紀頃に誕生し、現在、最も一般的な江戸前寿司は19世紀に完成した。

岩国市食生活改善推進協議会(食推)のタムラ・サチコさんによるデモンストレーションの後、参加者はグループに分かれ、寿司ケーキを作って飾りつけた。

食推は岩国市が資金提供している組織で、健康的な食事を推進し、山口県内の小学校や介護施設にレシピを教授している。

デモンストレーションでは寿司飯の押し方や層の作り方、飾り付けの仕方などを教えた。

「皆さんが寿司ケーキを作って楽しんでいる様子を見るのが楽しかったです。」とタムラさん。「皆さん、それぞれの方法でご自身のケーキを飾り付けておられました。」

参加者はアドバイスをもらいながら、それぞれの方法で寿司ケーキに何を入れるか考えたり、想像力を駆使してデコレーションをしていた。

「寿司飯を作るのにこんなにたくさんの手間が掛かるとは知りませんでした。」と話すのは、この日参加した基地施設部の機械エンジニア、シドニー・マーティンさん。「色々な調味料を混ぜて寿司飯を作るのに、長い時間掛かりました。」

タムラさんは寿司ケーキに添える、豆腐の浮かんだ魚の吸い物の作り方も教えてくれた。

準備から約1時間後、出来上がった料理を食べることができた。

「みんなでこの体験ができるのは素晴らしいと思います。少しずつですが、参加者全員が寿司ケーキを作るのに参加しました。」とマーティンさん。「日本文化をもっと知りたいと思っている人は、料理が得意でなくても参加するよう勧めます。今日は素晴らしい体験ができました。もっと多くの人に参加してほしいと思います。」

次回の料理教室は12月6日に行われる予定。


写真1:岩国市福祉会館で10月11日に開催された料理教室で魚のお吸い物を準備する、参加者のサマー・ケーアさん。魚のお吸い物にはお豆腐も入っている。

写真2:岩国市福祉会館で10月11日に開催された料理教室で、野菜を星型に抜いて寿司ケーキに飾りつけるジェシカ・ガスリーさん。野菜、卵、スモークサーモンなどを使って、寿司ケーキを飾りつけた。


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