米海兵隊岩国航空基地 -- 6月25日、約25名の基地住人と隊員が錦帯橋でのボランティア清掃活動に参加した。
海兵第12飛行大隊(MAG-12)と海兵第12航空補給中隊(MALS-12)の隊員は、基地と岩国市の絆を深め、隊員に地域コミュニティに参加する機会を与えるために、毎月清掃活動を行っている。
「地域コミュニティの皆さんに、我々を侵入者ではなく、歓迎すべき友人として見て欲しい。」と話すのは、MAG-12、従軍副牧師のトラビス・コフィー海軍中尉。「この活動は、隊員が基地の外で日本文化を見たり、日本文化に関わったり、そこから学んだり、我々が地域コミュニティを大切に思っていることを知ってもらったりするための積極的な方法だ。」
MAG-12、司令部、システム管理者のマイケル・クレメンズ伍長はこの日の清掃活動に参加した一人。
「この活動は外に出て、地域コミュニティを知る素晴らしい機会だと思う。」とクレメンズ伍長。「この活動にはいいことしか見つからない。」
クレメンズ伍長はMAG-12やMALS-12が主催する様々な地域コミュニティ活動に定期的に参加しており、基地と岩国市のコミュニティの絆が深まって欲しいと願っている。
「すべての小さなことは価値がある。」とクレメンズ伍長。「ゆっくりだが、いい印象を持ってもらえていると思う。」
MAG-12とMALS-12は毎月およそ4つの地域コミュニティ活動を行っている。この活動には、地元の児童養護施設や学校、錦帯橋での清掃活動などがある。
「これらの活動は地域社会へ恩返しできる一方、部隊司令がその隊員を基地の外に出し、日本文化を体験させられる活動でもある。」とコフィー海軍中尉。
このようなボランティア活動への参加は、地域コミュニティに隊員や基地を肯定的に見てもらえる素晴らしい機会であるとコフィー海軍中尉は付け加えた。
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6月25日、海兵第12飛行大隊(MAG-12)と海兵第12航空補給中隊(MALS-12)が主催した清掃活動で、海兵第12航空補給中隊(MALS-12)の隊員が錦帯橋周辺を歩きながら、ごみがないか探している。およそ25名の隊員がこの清掃活動に参加した。
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6月25日、海兵第12飛行大隊(MAG-12)と海兵第12航空補給中隊(MALS-12)が主催した清掃活動で、MALS-12、航空医官のブランディ・サカイ海軍大尉がゴミ袋を片手にバランスを取りながら、錦川の川沿いを歩いている。サカイ海軍大尉が岩国基地に赴任したのは、この清掃活動の一週間ほど前。大尉はこの日初めて錦帯橋に来た。
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6月25日、海兵第12飛行大隊(MAG-12)と海兵第12航空補給中隊(MALS-12)が主催した清掃活動で、基地住人と隊員が錦帯橋周辺にごみがないか探している。MAG-12とMALS-12は、このような清掃活動を毎月行っている。
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6月25日、海兵第12飛行大隊(MAG-12)と海兵第12航空補給中隊(MALS-12)が主催した清掃活動で、錦帯橋近くでごみを拾う海兵隊員。