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米海兵隊岩国航空基地

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海上自衛隊の将来を担う学生が岩国基地訪問

5 Aug 2013 | ブライアン・スティーブンズ伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

広島県江田島にある海上自衛隊幹部候補生学校の学生が、8月5日と6日の二日間、岩国基地を訪問した。訪問の目的は太平洋地域における米軍の役割への理解を深め、米軍と海上自衛隊の関係を築くため。

基地を訪問した学生は約200名。基地内をバスで周り、フライトラインで航空機の見学、クロスロードフードコートではアメリカのファーストフードを体験した。

両日とも学生は2グループに別れ、一方が基地内をバスで周っている間、もう一方はフライトラインを歩いて見学した。その後、グループは見学内容を交代。バスツアーとフライトラインの見学が終わると、両グループは昼食をとった。

「学生はF/A-18、プラウラー、オスプレイを見学しました。」と話すのは、江田島海上自衛隊幹部候補生学校の米海軍連絡士官、コリン・ラウニング大尉。

アカマツ・シンジ海上自衛隊航空科教官は、「ジェット機は滅多に見学できません。これまでに米軍基地に入ったことのある学生も多くありません。」と付け加えた。

見学の間、学生たちは海兵隊員と交流しながら、体力基準や制服規定、階級など、自衛隊と米軍の違いを話し合った。

「学生たちの集中力は大変高く、見学する姿勢も前向きでした。」とラウニング大尉。「太平洋の同盟国が彼らのような学生で、とても幸運です。」

学生と隊員の話は砕けたものだったが、同時に将来の対極的な見地も視野に入っていた。

「日米間の友好関係は重要です。」とラウニング大尉。「日米の絆が強固になり、互いの理解が深まれば深まるほど、それに比例して、日本を防衛するために協力して任務を遂行することができ、その任務の達成が優れたものになります。また、太平洋地域における米軍の任務達成を向上させることができます。」

近い将来、海上自衛隊将校になる学生たちは、日米間の強いつながりの重要性を認識した。

「このような研修は自衛隊と米軍が将来、よい関係を築くチャンスを与えてくれます。」とアカマツ教官。

研修の最後は、岩国基地内にあるゼロ戦駐機場の見学。候補生たちはゼロ戦機(レプリカ)のコックピット内や、第二次世界大戦時の遺物を見学した。

研修は2日間だけだったが、この研修に好意的な印象を持った教官は今後も継続していきたいと願っている。


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