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米海兵隊岩国航空基地

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U.S. Marines with Aircraft Rescue and Firefighting (ARFF) with Headquarters and Headquarters Squadron (H&HS) conduct a training excerise aboard Marine Corps Air Station (MCAS) Iwakuni, Japan, April 30, 2021. ARFF conducts regulary training to ensure they are prepared to respond to emergencies aboard the air station. Hand line drills are desgined to help Marines develop a better understanding of the flow of water pressure while using handheld equipment. (U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Mitchell Austin)

Photo by Cpl. Mitchell Austin

部隊紹介記事: 即応態勢で臨む消火活動

30 Apr 2021 | ミッチェル・オースティン伍長 Marine Corps Air Station Iwakuni-Japanese

航空機救難消防隊(ARFF)が4月30日、消防隊としての即応態勢を維持するために、岩国基地内で訓練を実施した。

岩国基地人員の安全を確保し、緊急事態発生時に装備や航空機への損害を軽減させ、岩国基地全体としての任務を遂行するために、ARFFは必要不可欠な部隊である。「岩国基地における我々の役割は、航空戦闘部隊を維持するために中隊とすべての航空機、同時に飛行場運用のすべてを支援することだ。」と話すのは、ARFF消防隊員のクリストファー・ガーナー伍長。「緊急時に備えて、我々の部隊には週7日、一日24時間体制で勤務する緊急要員が待機している。」

すべての海兵隊員にとってそうであるように、ARFFの海兵隊員にとって訓練は、継続して任務遂行をするために必要不可欠な要素である。ARFFが対応しなければならない緊急事態は予期できないため、ARFF隊員の仕事は即応態勢を整えておくことだ。「仕事で難しいと感じるのは、事故発生に備えて、基地内の航空機の種類ごとに異なる手順を習得しなければならないことだ。」とガーナー伍長。

基地内で火災が発生した場合に備えて、ARFF隊員は毎月、訓練を実施し、効果的に消火活動をするために必要不可欠な知識を確実に習得している。ARFF消防隊員のチャド・バトラー一等兵によると、「一番能力が試されるのは、この仕事に関連する知識すべてだ。航空機それぞれについて詳しく知っておかなくてはならない。安全に現場に出動し、火災に巻き込まれたパイロットを救出するために。」

非常に多くの訓練をこなさなければならないARFFの隊員だが、彼らは自分たちの仕事に楽しさも感じている。「新しくARFFに入った隊員を訓練することはとても楽しいと感じている。」とガーナー伍長。「自分がARFFに入ったときに先輩の隊員から受け継いだ知識を、新しく入った隊員に教えていくことがとても楽しいと感じている。」

この仕事に興味のある隊員に何かアドバイスを聞くと、バトラー一等兵は、「火災を恐れず、まじめに働くことをいとわない人間であれば、この仕事を好きになれると言うだろう。この仕事は熱意をもって取り組むことができる仕事だと理解してほしい。」


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