MARINE CORPS AIR STATION IWAKUNI, Japan -- 第58回日米スピーチコンテストが11月17日に岩国市で開催され、基地住人と岩国市民が参加した。
このスピーチコンテストは、基地住人と岩国市民がお互いの言語を学び、スピーチをすることで、それぞれの文化を体験するために開催されている。
岩国基地司令のランス・ルイス大佐がコンテスト開会のあいさつをし、全員のスピーチを会場で鑑賞した。
基地と地元学校から生徒がコンテストに参加し、小学三年生、四年生から高校まで、年齢別のカテゴリーに分けられた。
マシュー・ペリー・ハイスクールのアレック・フォレスターさんとイワクニ・ミドル・スクールのレイナ・ラルストンさんも基地から参加した。
「私は日本語でコンテストに参加しました。」とフォレスターさん。「日本語は12歳の時から話していますが、スピーチコンテストの練習は一か月前に始めたばかりです。」
「このコンテストが楽しいのは、ほかの生徒を応援することです。」とラルストンさん。「言葉の壁があっても、日本の皆さんのスピーチは理解できました。」
「このコンテストは、基地の子供たちに(アメリカ人の)殻を破ってコンテストに参加し、同世代の子供たちと出会い、彼らの話を聞く機会を与えてくれている。」とルイス大佐。「基地外の子供たちも新しい言葉を学び、文化交流ができますし、基地の子供たちも同じです。」
このコンテストでは、言葉の壁や文化の違いに関係なく、日本人もアメリカ人も同じ感情や状況を体験しているということが示された。スピーチを通じて、参加者は自分自身を表現し、日米コミュニティ間の関係をよりよいものにすることができた。
「子供たちが壇上で外国語を話すためにベストを尽くしているのを見るのは素晴らしいものでした。すべてのテーマはとても普遍的かつ建設的なものだったからです。」とルイス大佐。「自分の感情やユーモアを表現することは、母国語以外の言葉ではもちろん、母国語でも難しいものです。それは全員のスピーチを通じて、表れていました。」