米海兵隊岩国航空基地 -- アメリカ大学野球チームと日本大学野球チームが7月19日、岩国市絆スタジアムで第43回日米大学野球選手権大会の第3戦を戦った。
日米大学野球選手権大会の目的は、親善対抗試合を通じて日米両チームが団結すること。
岩国での試合は全5試合中の第3戦目で、アメリカ大学野球チームが2-0で勝利した。
「今日は強いチームの試合が見たくて来ました。」と話すのは、絆スタジアムに観戦に来ていたヒロカワ・ショウくん。「今日は日本に勝ってほしかったけど、アメリカチームのほうが強かったです。試合は楽しかった。」
0日米両チームは7月22日までに、松山、今治、岩国、郡山、東京神宮球場で試合をした。日本チームは松山市での第1戦目を3-0で、郡山での第4戦目を9-1で、神宮球場での第5戦目を6-1で勝利し、この大会を3勝2敗の成績で優勝した。アメリカ大学野球チームは今治での第2戦目を3-2、岩国での第3戦目を2-0で勝利。7月22日は神宮球場での試合が予備日として設定されていた。
アメリカチームのダン・マクドネル監督は岩国の試合について、対戦した日本チームのプレーに感銘を受けたと話す。
「投手にはストライクを取ることを期待していましたし、投手たちもストライクを取るつもりで投げていました。」とマクドネルさん。「ですが日本チームの打者もストライクゾーンをよく把握しており、ストライクゾーンから外れるとなかなかバットを振ってくれませんでした。それで投手はストライクゾーンに投げる以外ありませんでした。」
日米チームの試合を見ようと絆スタジアムに集まった大勢の日本人、アメリカ人の観客が見守る中、第3戦目の試合は大いに盛り上がった。
試合後、福田良彦岩国市長は全力で戦った日本チームに感謝の意を述べ、今後も絆スタジアムで試合をしてほしいと話した。
「この施設をできるだけ活用していただきたい。」と福田市長は話した。