米海兵隊岩国航空基地 -- シングル・マリン・プログラム(SMP)が4月15日から19日まで、岩国市内と岩国基地内の様々な場所で第5回「奉仕の一週間」を開催した。
「奉仕の一週間」は様々なボランティア活動を1週間にわたって行うイベントで、最終日は「奉仕の日」で締めくくられた。
「奉仕の一週間」に参加した多くの人は自分たちがボランティアをした理由を「日米関係を強くしたいという気持ちから、ボランティア活動を楽しみたいという気持ちまで多岐にわたる。」と話す。
一週間にわたるこのイベントを調整したのはSMP、マリン・ラウンジ・マネージャのオアナ・イヴァンノフさん。
イヴァンノフさんは「例えば清掃活動も由宇の海岸や錦帯橋などの様々な場所でやったり、地域の老人養護施設の皆さんとピクニックをしたりなど、多様なボランティア活動をしたい。」と話す。
「基地内外で毎日、いろいろなボランティア活動をしてきました。」とイヴァンノフさん。「『奉仕の一週間』の期間中、基地内外で清掃活動をしましたが、最後はみんなで集まってゲームや食事を楽しみました。」
「この『奉仕の一週間』のようなイベントを実施することで、日米の同盟関係が築かれ、その関係を継続していけるのです。もちろん、新しい友人や関係を築くこともできます。」とイヴァンノフさん。
参加者の一人、憲兵隊員のハンター・アースキーン兵長は「楽しんで『奉仕の一週間』に参加している」と話した。
「いくつかのボランティア活動をしましたが、どれも楽しいものでした。」とアースキーン兵長。「地域社会に素晴らしい影響を与えますし、日本の皆さんとの関係を向上させるよい方法だと思います。」
奉仕の日の最後は参加者の一人、気象海洋分析予報官のチャイナ・ケップラー三等軍曹へSMPへの貢献を称えた「ボランティア・オブ・ザ・イヤー」が授与された。
ケップラー三等軍曹が賞を授与された後、ボランティアは昼食をとり、サッカーや相撲レスリング、ハンビープルを楽しんだ。