米海兵隊岩国航空基地 -- 華陵高校と周南国際交流児童クラブの生徒、教員、保護者、パフォーマーが2月11日、マシュー・ペリー高校を訪問し、アメリカ人生徒と文化交流をした。
英語を学んでいる華陵高校の生徒は日本語を勉強中のアメリカ人を訪ねた。生徒たちはそれぞれ、相手の言葉で質問をしたり、それに答えたりして、会話を楽しんだ。また、スカベンジャーハント(何かを集めて得点を競うフィールドゲーム)に参加し、ヒントをすべて読み解くために日本語や英語で読んだり書いたりした。
「今日は7名の生徒と一緒に来ましたが、とてもうまくできています。」と話すのは、華陵高校のウメジ・テツロウ先生。「アメリカ人生徒の皆さんは日本に住んでいますので、(今日のような試みは)彼らが交流する一つの手段であり、自分も嬉しく思います。うちの生徒たちも興奮しています。彼らは自ら進んで今日、参加したのですが、今日一日を楽しく過ごしてくれたらと思います。」
交流後、高校生たちはマシューペリー高校主催の第9回日本文化公演会を見学。この公演会では周南国際交流児童クラブのパフォーマンス・グループが日本舞踊などを披露した。
この日は日本の祝日の建国記念日。建国記念日は初代天皇とされる神武天皇が紀元前660年に即位した日とされている。
児童クラブの子供たちは「星条旗」の斉唱や空手と薙刀(なぎなた)の実演、また、着物を着た児童が音楽に合わせて日本舞踊を披露した。
「子供たちは年齢に関係なく、とても上手に演じてくれました。」と話すのは周南国際交流児童クラブのササムラ・マモル会長。「クラブの子供たちはアメリカ人の皆さんに日本文化をもっと理解してほしいと思っています。この公演会は9年前から始まりましたが、来年の10周年を迎えるのが楽しみです。」