米海兵隊岩国航空基地 -- 岩国基地、シングルマリンプログラム(SMP)のボランティアが8月25日、岩国市由宇町の海岸清掃を実施した。
この海岸清掃で基地隊員は、尊敬される民間大使になりたいという積極的な気持ちを表し、日本をもっと美しく、住みやすい場所にするために貢献することができた。
「SMPがこの清掃活動に参加しているのは、日本人と一緒に何かに参加したいと思っているからです。毎回、基地外に出かけて、よい変化をもたらそうと努力しています。」と話すのは、SMP、マリンラウンジマネージャーのオアナ・イヴァンオフさん。「私たちは良き民間大使であり、彼らを喜んで助けたいと思っていることを日本の皆さんに示しているのです。」
ボランティアの報告では、海岸の漂着物にはゴミ袋、プラスチック容器、発泡スチロール、中には基地のアメリカ人が残したと思われるごみなどが含まれていた。
「基地周辺地域で行われているどんなプロジェクトでも、基地住人が参加して手助けすることは大切です。自分たちが汚したら、自分たちで片付ける必要があるのです。」と話すのは、第12海兵大隊(MAG-12)、CBRNE(化学・生物・放射性物質・核・爆発物)専門職のアンドリュー・キング伍長。「多くの人が、このようなごみは分解されないということを理解していません。ですから、ごみはこの辺りにずっととどまり続けます。このようなごみの蓄積物がたくさんありました。」
岩国基地から清掃活動に参加した隊員は28名。日本人は岩国市役所の職員2名と山口県内の工業高等専門学校生1名が参加した。
「このような清掃活動では、いつも数名の日本人がアメリカ人ボランティアを助けるために参加してくれます。」とイヴァンオフさん。「ボランティアで参加したアメリカ人が、地元の日本人と親しくなるのを見ると、嬉しいです。」
イヴァンオフさんによると、SMPは毎月3回、ボランティア活動を実施しており、由宇の海岸清掃もそのひとつ。イヴァンオフさんは、「SMPが主催するボランティア活動は地元地域を支援するだけでなく、アメリカ人ボランティアも支援しています。」と付け加えた。
イヴァンオフさんによると、基地隊員はSMPが実施するボランティア活動を通じて、日本の様々な場所を探検したり、ボランティアをしながらの文化体験という、普段はできない体験しているいう。
イヴァンオフさんは、「今日参加した隊員の皆さんがこのことを広めてくれて、このプログラムに新しく参加するボランティアが増えてほしいと願っています。」と話す。
今後のボランティア活動については、シングルマリンプログラムに問い合わせのこと。