米海兵隊岩国航空基地 -- アメリカ赤十字社と日本赤十字社の協力により、3月7日、岩国基地教会に日本赤十字社の献血バスが来て、献血が行われた。
この日は岩国基地内で日本人とアメリカ人両方が参加した、初めての献血となった。
日本赤十字社の献血バスは年に2回、3月と8月に岩国基地に来ているが、通常は日本人従業員を対象としている。日米赤十字社は8月の献血も共同で開催しようと話している。
「この献血活動は、日米の絆を深めることに貢献してくれると思います。」と話すのは、山口県赤十字血液センター、推進課のシミズ・ケンイチ推進一係長。「 この活動が広がっていき、日米両コミュニティが将来にわたって協力していってほしいと願っています。」
シミズさんによると、ドナーから集められた血液は山口県内の病院に送られ、必要としている患者さんの命を救うために使われるという。
この日献血に参加したのはアメリカ人隊員15名を含む59名で、約24,000ミリリットルの血液が集められた。
「献血をしたいという人が大勢いたと思います。基地コミュニティから多くの支援をしていただきました。」と話すのはアメリカ赤十字社、岩国基地担当のキム・ターレトンさん。「今回の献血は成功だったと思います。日本赤十字社の皆さんと今後も協力して、何年にもわたって継続していきたいと願っています。」